本日は、床材についてご紹介致します。
床は空間の中で二番目に面積が大きい部分になりますので、空間に重要なポイントを与えます。
床材は主に3種類あります。
①フロアタイル
②クッションフロア
③フローリング
それぞれの床材をご紹介することで、お客様の家に合う床材を選んでいただけるのではないでしょうか。
①フロアタイル
耐久性でしたらフロアタイルが優れています。
フロアタイルとは同じ合成樹脂系で、塩ビタイルという名前で呼ばれることもあります。
フロアタイルは、木目調ではリアルな木目にこだわったものも多く、
またフローリング調、石目調など豊富なデザインもあり、模造品とは言えまるで本物のような素材感です。
肌触りを楽しんでいるお客様の姿も多々見受けられます。
触った感じや見た目も本物と変わりないのが、フロアタイルの魅力です。
②クッションフロア
こちらも塩ビ素材の、クッション性に優れた床材です。
防音機能・傷に強いなど、機能性に優れた物も数多くあります。
中間層に発泡塩化ビニルを使って衝撃吸収性を高めたもので、厚さは1.8~3.5㎜程度が一般的で、
洗面所・トイレ・キッチンなどの水回りに用いることが多いです。
それにメンテナンスも簡単で単価も安いため、使いやすいです。
こちらもフロアタイルと同様、種類が豊富でデザイン性があり、お客様が空間に合うものを見つけるのに苦労されています。
③フローリング
よく皆さんが「フローリング」と呼んでいるものは、「複合フローリング」と「無垢フローリング」があります。
複合フローリングというのは、何枚もの板を組み合わせているので、
湿度や温度による伸びや縮みが少なく、施工しやすいのが特徴です。
一方、無垢のフローリング材は、元の木の木目や、木の触感などを楽しめる事ができます。
時間がたつと色合いが微妙に変化し、色合いに深みが出て、経年変化も楽しめます。
ですが、価格が高くメンテナンスが大変です。
◎まとめ
床材は、とても沢山の種類があります。
一度貼ると簡単には張り替えられない為、多少金額に違いがあっても10年20年先を考えて、
お客様が一番気に入ったものを選ぶことをおすすめします。
気に入ったものを見つけ、快適な住まいを手に入れて下さい。